
夜食で食べるにはカロリーが気になるけど、ついつい食べ過ぎてしまうー。
そんな理由から「悪魔のおにぎり」と名付けられた商品です。
昨年にローソンで発売されてから6日間で120万個も売り上げ話題になりました。
この悪魔のおにぎり誕生の地は、南極!
南極料理人としてテレビにも出演されている渡貫淳子さんが南極観測隊員への夜食として提供したのが始まりです。
南極では、調理の際に出た生ゴミも焼却して日本に持ち帰ります。また海を汚さないために排水も制限されているそうです。そこで極力無駄をなくそうと工夫され思い付いたのがリメイク料理です。この悪魔のおにぎりも、昼間の天ぷらうどんの天かすをリメイクした物なのです。
渡貫さん著の「南極ではたらく」では、主婦で、一児の母でもある渡貫さんが、3度目の挑戦で夢の南極観測隊の調理隊員に見事合格され、南極で1年4ヶ月に及ぶ越冬生活の様子が、分かりやすくまとめられています。
南極での生活は、知らない事だらけで驚く事も沢山。
限られた物資の中で生活していく知恵と工夫や、閉ざされた空間の中でも人間関係の築き方など、今この日本でも活かせる暮らし方のヒントが満載です。
また悪魔のおにぎりを食べながら読むと、思いは南極へ。
真っ白の世界に気持ちを馳せるだけでも、少し涼しくなれる様な気もします。
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